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子どもと家族に寄り添って、 成長の歩幅を一緒に見つける。 オーダーメイドの療育とは。
記事の概要 INTRODUCTION
前回の記事では、子どもたちのやってみたい!という気持ちを起点に、仲間と協力しながら物事を進めていく力を育む「プロジェクト型活動」についてご紹介しました。
施設の見学や面談にお越しいただく保護者の方々とお話しする中で、私たちはよくこんな言葉を耳にします。
「みんな楽しそうに過ごしているけれど、うちの子はこの場に馴染めるのか心配」
「周りの子はどんどんできることが増えている気がして、焦ってしまう」
「集団になじめない我が子の支援は、他の子たちよりも大変だと思う」
他のお子さんと比べて焦ってしまったり、目に見える大きな変化がすぐに表れないことで不安になったりすること、ありますよね。
でもそれは、お子さんを愛し、子育てに毎日真剣に向き合っているからこそ湧き上がる、ごく当たり前の感情だと思うんです。
そらたいようは、そんなお母さんお父さんたちの揺れ動く気持ちにできる限り丁寧に寄り添いたい。
だから、子どもたち一人ひとり、そして各ご家庭に合わせた「個別支援計画」を作成し、日々の療育を行っています。
今回は、自身も療育を受ける側だった親としての過去を持ち、そらたいようで保護者の皆さまの「一番の理解者」として寄り添い続ける児童発達支援管理責任者の田邉さんへのインタビューから、一人ひとりのペースに合わせた支援計画作成の裏側と、そらたいようが目指す「子育てのパートナー」としてのあり方について、詳しくお伝えしていきます。
目次 INDEX
困りごとだけでなく「好きなこと」「輝いている部分」を見つけ出す
保護者の方々とそらたいようスタッフが最初にお会いするのは、施設見学と面談がほとんどですよね。はじめましての時間では、どんなことをお話していますか?
まずは、お母さんやお父さんが抱えていらっしゃる困りごとや不安、そしてご家庭でのお子さんの様子をじっくりとお伺いすることから始まります。 多くの保護者さんは、「うちの子、言葉が遅くて」「かんしゃくがひどくて」「集団生活でいつも浮いてしまって」と、申し訳なさそうに切り出されます。
ですが、私がいつも思うことがあります。
それは、ここまで一人で抱えて、本当によく頑張ってこられましたね。ということ。
ここまで頑張ってこられた自分を、まずは認めて、褒めてあげてほしいんです。
自分自身も療育を受ける子の親だったからこそ、初めて相談に行く前のみなさんの気持ちに寄り添うことができると思っています。
ですが、私がいつも思うことがあります。
それは、ここまで一人で抱えて、本当によく頑張ってこられましたね。ということ。
ここまで頑張ってこられた自分を、まずは認めて、褒めてあげてほしいんです。
自分自身も療育を受ける子の親だったからこそ、初めて相談に行く前のみなさんの気持ちに寄り添うことができると思っています。
ご自身が経験された感情があったからこそ、寄り添えることがあるのですね。その他、面談で工夫されていることはありますか?
個別面談や見学の場に足を運ばれる保護者さんの多くは、当たり前ですが日々の生活の中で深い悩みや困りごとを抱えていらっしゃいます。ですが、面談時に大切にしているのは、困りごとだけに着目しないことです。
そのお子さんの好きなことや得意なこと、その子らしさを会話の中から見つけていきたいんです。
つい、困っていることばかりを話したくなるのは当然のこと。
だけど、人には必ず得意なことや、好きなことがあります。その素敵な部分や輝いている部分をベースにして力にしながら、苦手なことや困っていることにも取り組んでいけるようにと考えてお話ししています。
そのお子さんの好きなことや得意なこと、その子らしさを会話の中から見つけていきたいんです。
つい、困っていることばかりを話したくなるのは当然のこと。
だけど、人には必ず得意なことや、好きなことがあります。その素敵な部分や輝いている部分をベースにして力にしながら、苦手なことや困っていることにも取り組んでいけるようにと考えてお話ししています。
みんなと同じじゃなくていい。その子のためだけの「道しるべ」をつくること。
その後進めていく、「個別支援計画」とはどういったものなのでしょうか?
療育をスタートするにあたって、私たちが最初に作成するのが「個別支援計画」です。これは、お子さん一人ひとりの現在の発達段階や得意・苦手、そしてご家庭の想いを反映させた、いわばその子のためだけの“オーダーメイドの道しるべ”のようなものです。
一般的に子どもの成長というと、年齢相応のできること(例えば、一人で着替えができる、じっと座っていられる、言葉が増えるなど)を増やすことだと考えられがちです。
そのため、「周りの子はあんなことができるのに、うちの子はまだ…」と、既存のチェックリストと比較して焦ってしまう保護者さんがとても多いです。
でも、子どもの発達のスピードや成長階段の登り方は、一人ひとりまったく異なります。 真っ直ぐ上に階段を登っていく子もいれば、一度横に広がりながらじっくり力を蓄える子もいる。 だからこそ、そらたいようの支援計画では、平均的な成長速度に子どもを当てはめることはしません。
その子が今どの地点にいて、何に興味を示していて、どんなことにつまずいているのか。 しっかりヒアリングや観察をした上で、その子にとっての今一番必要なステップを細かく分解し、半年後・1年後に向けた目標を立てていきます。
みんなと同じ成長を目指すのではなく、その子らしい成長の歩幅を一緒に見つけること。
それが、私たちが大切にしている支援計画の考え方です。
そのため、「周りの子はあんなことができるのに、うちの子はまだ…」と、既存のチェックリストと比較して焦ってしまう保護者さんがとても多いです。
でも、子どもの発達のスピードや成長階段の登り方は、一人ひとりまったく異なります。 真っ直ぐ上に階段を登っていく子もいれば、一度横に広がりながらじっくり力を蓄える子もいる。 だからこそ、そらたいようの支援計画では、平均的な成長速度に子どもを当てはめることはしません。
その子が今どの地点にいて、何に興味を示していて、どんなことにつまずいているのか。 しっかりヒアリングや観察をした上で、その子にとっての今一番必要なステップを細かく分解し、半年後・1年後に向けた目標を立てていきます。
みんなと同じ成長を目指すのではなく、その子らしい成長の歩幅を一緒に見つけること。
それが、私たちが大切にしている支援計画の考え方です。
個別支援計画は、「正解のない道しるべ」なのですね。ご家族にその計画を信じてもらう信頼関係も大切だと思うのですが、そのあたりはどのように考えていらっしゃいますか?
もちろん、お子さんについて話すことに不安を感じ、最初はなかなか心を開いていただけない保護者の方もいらっしゃいます。そういった方の方が多いです。
だからこそ、送迎の際の短い立ち話し、他愛ないやり取りを丁寧に重ねていくことも大事にしています。
信頼関係を築くには時間がかかります。お子さまの未来を預けてもらう立場ですから、その支援計画で本当に大丈夫かと、より慎重になるのは当然のことだと思います。
私は、支援計画の内容も大切ですが、同じくらい「誰がやるか」も大切だと思っていて。
子どもたち、保護者さん、スタッフ同士、地域の方々。そらたいように関わるたくさんの方々に信頼をしてもらうことで、この場がより安心の場になると思うんです。
だから、人として私のことを信頼していただけるか、ということを常に意識しながら保護者さん方とは向き合っています。
だからこそ、送迎の際の短い立ち話し、他愛ないやり取りを丁寧に重ねていくことも大事にしています。
信頼関係を築くには時間がかかります。お子さまの未来を預けてもらう立場ですから、その支援計画で本当に大丈夫かと、より慎重になるのは当然のことだと思います。
私は、支援計画の内容も大切ですが、同じくらい「誰がやるか」も大切だと思っていて。
子どもたち、保護者さん、スタッフ同士、地域の方々。そらたいように関わるたくさんの方々に信頼をしてもらうことで、この場がより安心の場になると思うんです。
だから、人として私のことを信頼していただけるか、ということを常に意識しながら保護者さん方とは向き合っています。
信頼関係という点において、特に印象的だった保護者の方々とのエピソードはありますか?
児童発達支援のそらから通ってくださり、お子さんが小学校に進学してからも放課後デイサービスのたいように通ってくれて、もう長い付き合いになるのにも関わらず、なかなか心を開いていただけていないと感じていたお母さんがいました。
人は、どうしても心を開きにくかったり、自分からたくさん話したくない時期だってあります。だから、無理のない範囲で、短くてもいいからなるべく会話を重ねさせてもらうことを意識していました。
送迎のたびに声をかけ、時にはご兄弟の話題なども交えながらコミュニケーションを重ねる中で、5年という歳月を経たある日、お母さんの方から「少し聞いてください」と涙を流しながら本当の想いを打ち明けてくださったことがありました。その瞬間は、時間がかかったけど、お母さんの心の拠り所になれたのかもしれないと思い、素直に嬉しかったですね。
人は、どうしても心を開きにくかったり、自分からたくさん話したくない時期だってあります。だから、無理のない範囲で、短くてもいいからなるべく会話を重ねさせてもらうことを意識していました。
送迎のたびに声をかけ、時にはご兄弟の話題なども交えながらコミュニケーションを重ねる中で、5年という歳月を経たある日、お母さんの方から「少し聞いてください」と涙を流しながら本当の想いを打ち明けてくださったことがありました。その瞬間は、時間がかかったけど、お母さんの心の拠り所になれたのかもしれないと思い、素直に嬉しかったですね。
子どもだけじゃない。ご家族にとっての「子育てのパートナー」として。
田邉さんのお話を聞いていると、お子さまへの想いと同じくらい、保護者の方々への想いが大きいのですね。
そうですね。先にも話したように、私自身が療育を受ける側の子の親だったからこそ、お子さんへの療育と同時に、親御さんが抱える誰にも言えない孤独や不安を受け止め、一緒に泣き、一緒に喜ぶ子育てのパートナーになりたいと思っています。
やっぱり、お母さんお父さんが笑顔でいられることが大事だと思うんです。
お子さんに接する気持ちが窮屈になってしまうのではなく、私たちの存在があることで、何か困った時にはそらたいように行けば話せる、と思ってもらいたいです。
お母さんお父さんが元気で明るく過ごせることが、お子さんの成長にも必ずつながっていきます。家族が笑っていたら、子どもたちの自己肯定感も育まれますから。
だから、ご家族への寄り添いを、これからも大切に続けていきたいと思っています。
やっぱり、お母さんお父さんが笑顔でいられることが大事だと思うんです。
お子さんに接する気持ちが窮屈になってしまうのではなく、私たちの存在があることで、何か困った時にはそらたいように行けば話せる、と思ってもらいたいです。
お母さんお父さんが元気で明るく過ごせることが、お子さんの成長にも必ずつながっていきます。家族が笑っていたら、子どもたちの自己肯定感も育まれますから。
だから、ご家族への寄り添いを、これからも大切に続けていきたいと思っています。
わたし色、きみ色。それぞれの歩幅で、みんなで描く未来を。
そらたいようが掲げている言葉「わたし色、きみ色、みんなで描く未来」。
一人ひとり異なる個性を持っていること、発達のスピードが異なることを「その子ならではの色」として大切にし、大人も子どもも関わり合いながら、自分たちだけの未来をともに描いていきたいという意味が込められています。
これまでの3本の記事を通じて、子ども支援の現場に立つ私たちが、なぜ「療育」という手段を選び、なぜ子どもたちのやりたい!という気持ちを引き出すことや、ご家族との対話を大切にしているのか。
その根底にある想いが、少しでも皆さまに届いていたら嬉しいです。
一人ひとり異なる個性を持っていること、発達のスピードが異なることを「その子ならではの色」として大切にし、大人も子どもも関わり合いながら、自分たちだけの未来をともに描いていきたいという意味が込められています。
これまでの3本の記事を通じて、子ども支援の現場に立つ私たちが、なぜ「療育」という手段を選び、なぜ子どもたちのやりたい!という気持ちを引き出すことや、ご家族との対話を大切にしているのか。
その根底にある想いが、少しでも皆さまに届いていたら嬉しいです。
【そらたいようでは、無料見学・相談を随時受付中です。】
「まだ受給者証を持っていない」
「利用についての具体的な見通しが立っていない」
そんな状況でも、どうぞ安心してお子さまの心配事や現在のお悩みをお聞かせください。
まずは、私たちが力になれることと、みなさまが求めていらっしゃる想いを丁寧にお話しすることから始めましょう。
もし「そらたいよう」での支援が、ご家族の歩みたい道と重なると感じていただけたなら、ぜひ一緒にご家族の未来をつくるパートナーとして、一歩ずつ進んでいきたいと願っています。
「利用についての具体的な見通しが立っていない」
そんな状況でも、どうぞ安心してお子さまの心配事や現在のお悩みをお聞かせください。
まずは、私たちが力になれることと、みなさまが求めていらっしゃる想いを丁寧にお話しすることから始めましょう。
もし「そらたいよう」での支援が、ご家族の歩みたい道と重なると感じていただけたなら、ぜひ一緒にご家族の未来をつくるパートナーとして、一歩ずつ進んでいきたいと願っています。





