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楽しみながら「できた」を育む。 そらさんのクッキング

「できた!」がいっぱい。みんなで楽しむゼリー作り

2歳さんから未就学の6歳さんまでを対象としている、児童発達支援事業所「そら」。

今日は、子どもたちが楽しみにしていた「ゼリー作り」を行いました。

クッキングを楽しむだけではなく、今回の活動には、
集中して取り組むことや、指先を使った経験、
「自分でできた!」という達成感を味わうことなど、
さまざまなねらいがあります。

子どもたちはどんな様子で取り組んだのでしょうか?

まずは、サークルタイムで対話の時間

活動の始まりは、みんなで円になって対話する「サークルタイム」。
この日はみんなで絵本もよみました
「今日は何をするんだったかな?」
「いま、どんな気持ち?」

そんなことをみんなで話しながら、
活動のスタートと最後に気持ちや出来事を振り返ります。
「そらたいよう」でも大切にしているサークルタイムですが、
年齢の低い子どもたちが通う「そら」でも、この対話の時間を大切にしています。
そらでは、こうしたイラストも活用しながら、
「今は何の時間なのか」「これから何をするのか」が
子どもたちにもわかりやすく伝わるようにしています。
これから行うことが見えることで、活動への見通しを持ちやすくなり、
次の行動への切り替えもしやすくなります。

「今日はゼリー作りをするんだよね!」
これから始まる活動に、子どもたちもワクワクしている様子でした。

エプロンに着替えて、いよいよクッキング!

サークルタイムが終わったら、いよいよクッキングの時間です。
エプロンと三角巾を身につけて、準備をします。

でも、身支度をする中では、うまくいかないことや困ることもあります。
そんなとき、スタッフはすぐに手を出すのではなく、
「そんなときは、『手伝って』って言ってごらん」
と優しく声をかけます。

困ったときに、自分の気持ちや困っていることを言葉にして伝えることも、大切な経験のひとつ。
声をかけられた子は、ちゃんと「手伝ってー」と伝えることができました。

こうしてみんな準備完了!
エプロンと三角巾を身につけた子どもたちは、
とても可愛らしく、やる気も十分です。

「どんなにおいがする?」五感を使いながらゼリー作りスタート!

まずは、スタッフがイラストを使いながらゼリーの作り方を説明します。
子どもたちはみんな真剣な表情でお話を聞いていました。

今日作るのは、ぶどう味のゼリー。
まずはゼリーの粉を器に入れます。
「どんなにおいがするかな?」
まだ白い粉の状態ですが、みんなで顔を近づけて、においを嗅いでみました。
「ぶどうっていうより、ガムみたいなにおい!」
「甘いにおいがする!」

いろいろな感想が飛び出します。

次に、スタッフがお湯を入れてくれました。
みんなはお玉を使って、ゼリーの粉を混ぜます。
お湯がこぼれないように、優しく、ゆっくり。

あれ、お湯を入れると、ぶどう色になったね。
お玉を使って、みんなでゼリーの粉を混ぜます。
お湯がこぼれないように、優しく、ゆっくり。
子どもたちはとても集中して、真剣に混ぜていました。

もう一度においを嗅いでみると、今度はしっかりぶどうの香りがします。

「夢みたいなにおい……♪」

そんな可愛らしい感想も聞こえてきました。

目で見て、においを嗅いで、手を動かして。

五感を使いながら、ゼリーができていく過程を楽しみました。

こぼさないように、そーっと……

できあがったゼリー液は、カップに移していきます。
こぼさないように、慎重に、慎重に……。
子どもたちは集中力を切らすことなく、真剣な表情で取り組みます。

そして、みんな上手にゼリーカップへ移すことができました!
あとは冷蔵庫で冷やして、固まるのを待つだけ。

「早く食べたいー!」

そんな声も聞こえてきます。
給食のデザートの時間には、ゼリーが完成しているかな?
楽しみに待つことにしました。

手作りゼリーのおともに、ランチョンマットも手作り!

ゼリー作りが終わったあとも、まだまだお楽しみは続きます。

せっかく自分たちで作ったゼリーを食べるなら、
ランチョンマットも自分たちで作ろう!
ということで、今度は制作の時間です。
先生がお手本を見せてくれました。

ランチョンマットは、みんなで育てていたアサガオをモチーフにします。

まずは画用紙に、アサガオのツルを描いていきます。
ぐるぐる、ぐるぐる。
描き方は決めずに、子どもたちが思い思いに自由に描いていきます。
一人ひとり違った、素敵な「ぐるぐる」ができあがりました。

アサガオを探せ!プチゲームを織り交ぜ楽しく制作♪

ツルを描いたあとは、スタッフが用意してくれたアサガオの切り絵を貼っていきます。

……と思ったら、ここでちょっとしたゲームが始まりました!
子どもたちには少しの間、部屋の外で待っていてもらいます。
その間に、スタッフがアサガオを部屋のあちこちに隠します。

「10まで数えたら探しに来てね!」

子どもたちが廊下で数を数えます。
「いーち、にーい、さーん・・・」
「もういいかーい?」
「もういいよー!」

の合図で、アサガオ探しのスタートです!
部屋の中を一生懸命探す子どもたち。
すぐに見つけられた子もいれば、なかなか見つけられない子もいます。
そんなときにはスタッフがヒントを出したり、周りの子どもたちから
「がんばれー!がんばれー!」
と応援の声が聞こえたり。
みんなで楽しみながら、無事に全員アサガオを見つけることができました。

のりを使って、ぺったん!

見つけたアサガオは、いよいよランチョンマットに貼り付けます。
ここでも、指先を使った活動が大切になります。
そらの子どもたちは以前、ドーナツ型の紙を使って「のりを塗る練習」をしていました。
今回はその経験を活かして、貼りたいものの周りにのりを塗り、ぺったん!
一人ひとり、上手にのりを使って貼ることができました。

最後に、じょうろを持った子どもたちの写真も貼り付けます。
自分たちの写真が入った、世界にひとつだけのランチョンマットが完成しました!

待ちに待ったゼリーの時間!

制作のあとは、思い思いに遊んだりしながら過ごし、いよいよお楽しみの給食タイム。

そして今日のデザートは、もちろん……
みんなで作ったゼリーです!

「ちゃんと固まったかな?」
子どもたちもワクワクしながら、ランチョンマットを敷いて準備万端です。
ゼリーが登場すると、子どもたちの目が一気に輝きました。

カップを逆さまにしてお皿にのせ、カップの後ろをぷっちん!
すると……
ぷるん!
おいしそうなゼリーが、お皿の上にきれいに出てきました。

みんな思わずにっこり。
「いただきます!」
早速、自分たちで作ったゼリーを食べてみます。

「おいしーい!」
「ほんとにゼリーになった!」

嬉しそうな声があちこちから聞こえてきました。
「おかわりください!」

と、ほとんどの子どもたちがおかわりするほどの大人気。
みんなゼリーを口にすると、思わず笑顔がこぼれていました。

「できた!」の積み重ねが、自信につながる

今回のゼリー作りでは、集中力を継続することや、
指先を使うことをねらいのひとつとして活動しました。

ゼリーの粉を混ぜたり、カップに移したり、のりを塗ったり。
一つひとつの工程には、子どもたちが手や指先を使いながら、
集中して取り組む場面がたくさんありました。

子どもたちは途中で諦めることなく、最後まで活動に取り組むことができました。

「自分で作ったものを、自分で食べる」

その経験は、子どもたちにとって大きな「できた!」につながったようです。
ゼリー作り、大成功!

活動が終わったあとには、
「またクッキングしたい!」
という嬉しい声も聞こえてきました。

次は何を作ろうかな?

またみんなで楽しいクッキングをしようね。

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